倉敷美観地区は岡山県を代表する観光名所で、白壁の蔵屋敷などの歴史ある建物や街並みを保存している地区です。
近年はおしゃれなカフェや話題のお店が続々とオープンしていて、若い世代からも支持を集める人気のスポットとなっています。
- 初めて倉敷美観地区に行くけど、どこに行こうか悩んでいる
- 観光の所要時間が知りたい
- おすすめの駐車場情報
- 写真スポット
初めて美観地区に行こうと思っている方向けの記事となっています。

観光の所要時間とおすすめ散策ルートも紹介しています。
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倉敷美観地区の見どころは?
岡山県倉敷市にある美観地区は、江戸時代に建てられたなまこ壁が特徴の大きな蔵屋敷や、かつての倉敷紡績工場の建物をリノベーションした「倉敷アイビースクエア」などが有名です。
美観地区の中心を流れる倉敷川を、昔ながらの船に乗って川下りが体験できる「川舟流し」も定番です!
最近は、古い建物をリノベーションした古民家や話題のスイーツ、グルメ、女子に人気の雑貨屋やデニムショップなどがオープンし、県外から観光に訪れる人も多いです。
夜には美しい街並みがライトアップされ、昼とは違った幻想的な風景を楽しむことができます。

昔の美観地区は「ザ・観光名所」という感じで何もない印象でしたが、ここ数年で劇的に変化しています!
修学旅行生&家族旅行&一人旅…いつもたくさんの人で賑わっています。
倉敷美観地区へのアクセス方法と観光の所要時間は?おすすめ駐車場も!
アクセス方法
倉敷駅からのアクセス
最寄りで駅である倉敷駅から倉敷美観地区の中心部までは、徒歩13分ほどの距離になります。
倉敷駅南口の正面から続く大通りをまっすぐ南へ進むと、美観地区の入り口に到着します。もしくは、駅前商店街を南下していくと、そのまま美観地区の裏通りに出れます。
車のアクセス方法・おすすめ駐車場
最寄りの高速道路のインターは「倉敷インター」になり、美観地区まで20分ほどの距離です。
駐車場については、倉敷駅から近いこともあり、市営、民営の駐車場が周辺に数多くあります。
平日に駐車するなら、倉敷市芸文館という複合施設の地下にある市営駐車場「倉敷市市営美観地区南駐車場」がおすすめです!
料金が安く、駐車場のすぐそばが美観地区の入り口なので便利です。ただし、休日は入庫待ちの車が車道に並ぶほど人気の駐車場なので、避けた方がいいと思います。
倉敷市市営美観地区南駐車場
住所:倉敷市中央1-18-1(倉敷市芸文館)
駐車台数:177台
営業時間:7時~23時
料金:30分毎100円、最大料金(8時~20時830円、20時~8時520円)
休日になるべく美観地区の近くに停めたいという方には、「丸五モータープール」という倉敷駅前商店街沿いにある民営の駐車場がおすすめです。
料金が比較的リーズナブル&駐車場が広く停めやすいので、私もよく利用しています。
丸五モータープール
住所:岡山県倉敷市阿知2-19-31
駐車台数:72台
営業時間:9時~21時
料金:1時間200円、以降30分毎100円、1泊(21:00~9:00)600円
観光の所要時間は?
倉敷美観地区は比較的コンパクトに建物やお店が集まっているので、雰囲気だけを楽しむなら1時間~2時間ほどでも十分巡ることができます。
食べ歩きやお土産物も見たい!という場合は、3~4時間、食事や体験もしたい!となると、半日~1日程度みておいたほうがゆっくりとでき、満足できると思います。
倉敷美観地区には迷路のような細い路地がいたるところにあって、隠れ家的なお店が多いです。パパっと巡るだけでなく、ちょっと踏み込んで狭い路地を冒険してみると素敵なお店が発見できるかも!

私も、ちょっと新しいお店に寄るだけ~と思っていても、ついつい寄り道をしてしまって、あっという間に1、2時間経っています…。
倉敷美観地区の写真スポットを実際に歩いて紹介
①倉敷美観地区の中心部(中橋周辺)
倉敷川にかかる中橋周辺から散策をスタートします。
美観地区の風景といえば、倉敷川と川舟流しが有名ですよね。実際に船に乗ることができ、ゆっくりと進む船上から白壁の街並みを眺めることができます。

中橋からは、ひと際目立つ白い洋風な建物の倉敷館が正面に見えます。

旧倉敷町役場である倉敷館は、現在は観光案内所として利用されています。
ここでは観光ガイドがあったり、トイレや自動販売機、コインロッカーなどの施設も揃っています。2階には冷暖房完備の広々とした無料休憩所もあります。

まずここで情報収集をしてから散策に向かうのがおすすめです!2階の無料休憩所からの眺めもいいですよ。
②大原美術館周辺
中橋から倉敷川沿いに西へ進むと、大原美術館のあるエリアになります。
大原美術館には、モネの「睡蓮」やエル・グレコの「受胎告知」、ゴーギャンやピカソといった有名な作品が展示されています。
気軽に入れる美術館なので、写真を撮った後にぜひアート鑑賞もしてみてくださいね。

美術館の中はつい長居したくなる、とても居心地がいい空間となっていますよ。
<大原美術館>
開館時間:12月~2月は午前9時〜午後3時(最終入館は午後2時30分まで)、3月~11月は午前9時〜午後5時(最終入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(祝日、振替休日と重なった場合は開館)
入館料:大人(一般)は2,000円、高校・中学・小学生は500円

冬季の閉館時間は午後3時と早いので、注意してくださいね!
近くには、建物一面がツタで覆われたレトロな喫茶店「珈琲エル・グレコ」があります。本格的な珈琲が味わえると有名な喫茶店です。
③倉敷アイビースクエア
大原美術館のある倉敷川沿いの道から一本奥に入った「本町通り」を歩いて、アイビースクエア方面へ向かいます。
道中には昔ながらの商店やお土産物店、オシャレなカフェや雑貨店などがたくさん並んでいて、平日でも少し混雑しているエリアです。寄り道をしないと徒歩6、7分で到着。
アイビースクエア入口の門を入ると、赤いレンガの大きな建物が見えてきます。

休憩スペースも所々にあります。
倉敷アイビースクエアは、明治時代に作られた倉敷紡績工場の建物をリノベーションした複合観光施設です。広い敷地内には文化施設やレストラン、ホテル、備前焼などの体験施設があります。

ツタの緑が青々として美しいです。ここを奥に入っていくと大きな広場に出ます。

この広場では、週末を中心に催し物などのイベントがよく開催されています。私が訪れた6月中旬には、毎年恒例のビアガーデン期間中でした。
<倉敷アイビースクエア>
住所:岡山県倉敷市本町7-2
施設:倉紡記念館、アイビー学館、宿泊施設、レストラン、バー、ウエディング、体験教室、お土産ショップなど

アイビースクエアには思わず写真を撮りたくなるフォトスポットがたくさんあります!敷地が広いので、いろいろ散策してみてくださいね。
まとめ
今回の記事では、美観地区に初めて訪れた人向けに美観地区の中で写真を撮っておきたい定番スポットをご紹介しました。
- 美観地区観光の所要時間は、最短1時間~2時間ほど、いろいろなお店へ寄ったり、グルメも楽しみたいという方は、半日~1日程度みておいた方がいい。
- 平日のおすすめ駐車場 ⇒ 倉敷市市営美観地区南駐車場
- 休日のおすすめ駐車場 ⇒ 丸五モータープール
- 定番の写真スポット3選(①倉敷美観地区の中心部(中橋周辺)、②大原美術館周辺、③倉敷アイビースクエア)
小さい子供連れの家族からお年寄りの方まで、年齢を問わずおすすめできる観光スポットです。夜のライトアップイベントの開催時には、美観地区一帯が幻想的でロマンチックな雰囲気に包まれるので、デートにもぴったりですよ。

きびだんごやむらすずめ、晴れの国岡山で育ったフルーツたっぷりのパフェなど、美味しいものがたくさんあります!食べ歩きもおススメですよ~♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました!参考にしていただけると嬉しいです。
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